我が家には、2歳と4歳の子供がいます。
彼らは、毎朝保育園に行くんですが、
–彼らの寝起きが悪くて困ってます。
寝起きが悪いので、必要以上に、泣いたり、怒ったり、わがまま言ったり…
大体これで15分はロスし、1週間に1回は会社を遅刻します。
保育園に着くと何事もなかったかのように元に戻ってしまうから、不思議です。
良い時は、本当に良いですよね。
彼らを気持ちよく起こすには、起こし方がポイントであることが分かったんです。
何故寝起きが悪いのか?
寝起きが悪い原因でよく聞くのが、低血圧です。子供に低血圧が多い傾向もあるようで「これか!」と思いましたが、
意外や意外、医学的な根拠はないようです。
実際は、
・–交感神経
・–副交感神経
これらがキーです。
交感神経とは、体を活発にするときに働く神経で、
副交感神経とは、リラックスしている時に、強く働く神経です。
簡単にいえば、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキです。
睡眠中も、このアクセル、ブレーキを繰り返していて、
いわゆる、ノンレム睡眠、レム睡眠はこのアクセルとブレーキによって
決まります。
ノンレム睡眠はブレーキ、レム睡眠はアクセルが強く働いています。
ノンレム睡眠は、いわゆる脳を休ませる深い眠りであるため、その状態から
起きる(加速する)には時間がかかります。
それに対し、レム睡眠は、脳は活発に動いている状態ですので、
簡単に加速できます。
要は、レム睡眠のときにタイミングよく起こしてあげれば、目覚めもいいんですね。
すっと目覚めさせる方法
上でも述べましたが、すっと目覚めさせる方法は、タイミングよく起こしてあげること。具体的にどうすれば良いのでしょうか?
レム睡眠時に起こすためには?
レム睡眠は、一般的に90分サイクルで起きると言われていますが、この90分間隔は、かなり曖昧で、人によってばらつきますし、体の状態でも変動する要素です。
なんで、レム睡眠を見た目で見分ける必要があります。
レム睡眠の”レム”は略称で、正式には、REM:Rapid eye movement sleepです。
その名の通り、目がキョロキョロと動きます。
結構難しいですが、この動きは、瞼の上からでも、確認することができますので、
これが1つ判断材料になりますね。
優しく起こしてあげよう!
起こし方を工夫すると、良い場合もあります。起きるときに、交感神経を刺激して加速しやすい状態を作ってあげます。
交感神経は、興奮、緊張、恐怖、危機を感じるとき強く働きます。
遠足の日にスッと起きれるのは、交感神経が興奮や緊張で、
起きやすい状態になっている証拠です。
普段、この状態を作るには、興奮状態を作ります。
例えばってことで、5つ挙げています。
①好きな朝食を用意する。
好きな朝食効果は絶大です。100%成功しますね。「チョコレートパンだよー」
ニコニコしながら、走って起きてきます。
毎日は偏食で問題ですし、お金もかかりますね。
とは言っても効果絶大です。
②好きな音楽を流そう!
好きな音楽を流してあげましょう!好きな音楽は交感神経を刺激します。音楽だけでなく、子供の好きそうな目覚まし時計を準備してあげるのもいいですね。
子供が自分で選んだ時計ならなおさら良いでしょう。
こんな面白い時計を見つけました!銃で撃たないと止まりません。
戦隊もの好きの子供には、良いかもしれませんね。
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③カーテンと窓を開け、太陽光と外気に触れさせよう!

心地よい刺激は、交感神経を活発にします。
暗いようなら、電気をつけてあげても同じですね。
あくまで、心地よい感じでやってあげましょう!
「眩しいなー(怒)」はNGです。
④足裏マッサージしよう!
朝突然起き上がると、立ちくらみを起こすことがあります。これは、脳への血流が減り、酸素不足になっている状態です。
これは不快で寝起きが悪い原因の一つです。
そんな時は、足裏マッサージをしてあげるのもいいですね。
血行を良くすることは、交感神経へ良い影響を与えます。
足裏マッサージは、こちらのサイトを参考にさせてもらってます。ここ。
我が家では、嫁に効果ありましたw
⑤白湯を飲もう!

白湯とは、一度沸騰させて40℃~50℃に冷ました湯のこと。
朝は、体の温度が差がっており、代謝もよくありません。
白湯を飲んで内臓を温めることで、全身の血流が良くなります。
子供はやや飲みにくいと感じるかもしれませんので、
ハチミツやマーマレードを混ぜて少し甘みを加えると良いかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?保育園の方々に「どうしてる?」と聞くと、結構いい方法って
個人差あるんですよね。
なんで、今回の場合も、いろいろ試してもらうのがいいかと思います。
改善されれば、親もストレスが減って、良い朝を迎えられそうです。
ただ、起こし方は一要因であって、このご時世、共働きの家庭も多く、
22時以降に就寝する子供の割合も高く、慢性的に寝不足の可能性もあります。
慢性的に寝不足の状態を作ってしまうと、彼らの疲れが取れなかったり、
成長に支障をきたすなんてこともありえますので、
そちらのケアも忘れずにしてあげましょう。