つい先日センター試験が行われていました。
年に1度の試験。
重要な試験であればあるほど、計算ミスのような「うっかりミス」は、悔やんでも悔やみきれません。
私は、時間がないと焦ってしまう性格なので、うっかりミスが多く、何度となく悔しい思いをしています。そんな時は、「小さい頃に、そろばんとか習っておけばな~・・・」なんて後悔もしていましたが、時間は戻りません。
これからでも、お手軽に計算力を鍛える方法はないものか?
その問題をちょっとだけ解決する方法を見つけました。「インド式計算法」です。
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インド式計算方法とは?
インド式計算法を用いると、暗算力がつきます。例えば、
(1)「20までの掛け算」の暗算
(2)「34×36」の暗算
(3)「96×97」の暗算
が数秒できるようになります。
「すべての計算が暗算できるようになる!」というわけではないですが、ある規則性を持った数字の暗算は、数秒です。
少しでも暗算の幅が広がれば、計算の「速さ」「正確性」の向上が望めますので、時間にも余裕が生まれ、成績アップにつながりますね。
「でも、とっつきにくいんじゃないの?」
私もそう心配していた一人でしたが、実際はそんなことありません。3分でコツを掴んで、練習すればこれで終わり。
3分なので、無駄にはならないと思いますよ。興味があればお付き合いください。
インド式計算法をやってみしょう!
では、まず(1)の20までの掛け算を勉強してみましょう。(例)「14×12」
通常は、筆算を使って計算をします。
という感じでやりますよね。これをインド式計算法でやってみると、

一の位は、4×2=8。十と百の位は、14+2=16。これを合わせて、168。これで終わりです。なぜこれでOKかは、後で説明しますが、これなら超簡単ですよね?
ちなみに、これは、20までの掛け算すべてに応用可能です!
なかなかすごいと思いませんか?これを覚えるだけで、暗算のキャパが、九九の倍になります。
証明してみましょう!
使うのは、この公式です。昔習いましたよね!(X+a)(X+b)=X*X+(a+b)X+a*b
「14×12」は、この公式を使うと、
14×12=(10+4)(10+2)=100+(4+2)×10+4×2=(14+2)×10+4×2
となり、「14+2」が、十・百の位。「4×2」が、一の位ですので、先ほどの計算で問題ないわけです。
【ちょっとだけ注意】1の位の掛け算が10より大きい場合
「19×18」など1の位の掛け算が10より大きくなった場合は、少しだけ注意が必要です。1の位の計算が「9×8=72」となるため、「7」は、十と百の位に足します。

やや複雑。慣れない場合は、こんな感じで「7」を書いて計算すると、やりやすいです。

おわりに
先日、会社の飲み会があったので、みんなに、インド式計算法を自慢げに話しました。飲み会が終わった帰り際、45歳ぐらいの物静かなおじさんが寄ってきて、「娘に教えてあげようと思うよ」
と私に教えてくれました。
自分のためだけでなく、大人なら、孫や子供の教育に使ってみるのも良いですね。お試しあれ。
次回は、
(2)「34×36」の暗算
(3)「96×97」の暗算
これです。お楽しみに~。