私は、こう見えても(?)、5年前まではずーっとスポーツマンだったので、それまで体脂肪率など気にしたことがありませんでした。というか、気にせずとも済んでいました。
しかし、つい先日。会社の健康診断の結果が送られてきてビックリ!なんと体脂肪率25%で「肥満」判定ではありませんか!!
食っても食っても、太らなかったあの時代には、考えられなかった結果に、がっかり・・・。
対して同期のA君。
私と同じく元スポーツマン。見た目も体重も私と同じです。傷を舐め合おうと、A君の結果を聞いて、またまたビックリ。
体脂肪20%「普通」
そんなことがあるものか!?と目を疑いましたが、これが現実でした。
こんなことがありまして、真面目に体脂肪率について考え始めた私ですが、「そもそも、見た目も体重も同じA君との違いは、どこにあるんだろうか?」と考えたわけです。
その結果、「隠れ肥満」という言葉にたどり着いてしまったんです・・・。
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体脂肪率と見た目
まずは、これを見てください。これは、『BuiltLean – Body Fat Percentage Pictures of Men & Women』で紹介されていた記事の一部で、脱衣したときの見た目と体脂肪率の関係を表しています。


こうして見ると、やっぱり体脂肪率と見た目には関係がありそうですよね。
しかし、ここで注目してほしいのは、今回問題となった『男性20%』と『男性25%』。よ~く見比べてみると、お腹周りだけが大きく違いますよね。
そうです!ここがポイントです。
一般的に、お腹周りは、最初に脂肪が付きやすい部分と言われており、お腹から太り始めます。そして、丁度25%付近が、この太りはじめの状態です。
なので、この太りはじめは、洋服を着ると、見た目では分かりにくく、気づき難いんですね。これが、私とA君の謎の答えです。
一般的に、この段階が『隠れ肥満』と呼ばれています。
ちなみに、女性だと、おしり、太もも、お腹が、太りやすい部分です。やはり、服を着ると分かりにくく、気づいたときには、かなり進行した後になってしまうんですね。
そうならないためにも、しっかりと体脂肪率によるアラームに気づく必要があるんです。
また、最近では、健康診断に、腹囲測定が追加されましたよね。これは、隠れ肥満を確認するものであることは、言うまでもありませんね。この結果にも、注目しましょう!
体脂肪率と体重は比例しないの?
もう一つ疑問を解消しましょう!体脂肪が5%も違うのに、何故体重は同じだったのか?
何とな~く、理由を聞いたことがあるような、無いような・・・。答えは、この写真!

これは、脂肪2kgと筋肉2kgを比較した模型の写真ですが、同じ2kgでも、ここまで大きさが違います。すなわち、脂肪が多ければ同じ体重でも、見た目は太っちょに見えるってことです。ちょっと前に面白いCMがありましたね。

これは極端かも知れませんが、同じようなことですよね♪
お腹周りのダイエット方法
最後にちょっとだけ、お腹周りのダイエットについて触れましょう。ドローインのすすめ
おすすめトレーニングは、『ドローイン』。アスリート時代にトレーナーに薦められた方法で、主に体幹強化のために実施していました。腹横筋を使うので、お腹周りの改善にも最適です。さらに、ジムへ行かずともどこでも気軽にできるので、毎日続けやすいのもおすすめな点です♪
ポイントは、『正確に腹横筋を刺激すること』です。腹横筋は、わきの下のとんがった骨の内側部分にあります。咳をすると固くなる部分が、腹横筋です。
初めは、この部分を使うのって、結構難しいんですけど、毎日やっていれば、簡単に感覚はつかめると思います。