私には、2歳と4歳の子供がいますが、二人ともTVと携帯が大好きです。
保育園から家に戻ってくると、まず第一声が『なんかTV見たい!』です^^; さらにTVに飽きると、今度は携帯でYoutubeを見始めます。
2歳児もすでにフリック・スワイプはお手の物。最近では、音声検索を覚えてしまいました。ちょっと異常ですね^^;
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こんな彼らに危機感を感じていた私は、今回の体験学習を計画しました。場所は、千葉県南房総市の『ガンコ山ツリーハウスヴィレッジ』。
ここは、自然を使ったアクティビティや、自給自足に近いの生活を体験できます。まさに、今回の目的にピッタリな場所でした♪
今回は、そんなガンコ山の体験記です。
ガンコ山で体験できること
今回参加したのは、”親子ツリーハウスマスター”という親子でツリーハウスを作るプログラムです。他にもいくつかプログラムはありますが、今回は、このプログラムを体験して感じた魅力についてお話します。ちなみに、我が家は、私と4歳の息子の2人で参加しました。そして、これが今回のプログラムのスケジュールです。
1日目
13:00 オリエンテーション・工具使用法説明
14:00 ツリーハウス作り
17:00 お風呂
18:00 夕食
~以降自由~
2日目
07:00 朝食
10:00 ツリーハウス作り
12:00 昼飯(ピザ焼き体験)
~以降自由~
(1)ツリーハウス作り体験
今回のメインのアクティビティです。ツリーハウス作りは、インストラクター+他の親子と共同で作業し、2日間でツリーハウスを建てます。これが完成写真です♪
結構ボリュームがありそうですが、実際は、材木の切り出しが終わっていて、電動ドリルを使って組み立てるのが中心なので、2日で十分なボリュームです。
”自分だけのツリーハウス!!”みたいなものを想像していた人にとっては、ちょっと物足りないかもしれませんが、作業が難しくない分、子供が中心となって作業できるので、子供にとっては、より達成感を感じられていいのかなーと思います。
また、他の家族と共同で1つのツリーハウスを作るので、親近感も湧き、完成したときは、一緒になって感動を分かち合えるのもいいですね。
もちろんそれだけでなく、ツリーハウスの基本的な知識も学べます。
例えば、ツリーハウスとって重要な基礎の作り方。強度が弱かったり、平行じゃなかったりすると大変です。そういうポイントポイントでは、プチ勉強会が開かれ、より丁寧に説明してくれました。

お手製の水盛りを使っての授業も良かったです。一人でも何となく作れちゃくぐらいの知識は学べると思いますので、その点もGoodです。
(2)非日常空間体験
ガンコ山は、ツリーハウスだけではありません。ここで生活すること自体も魅力です。ガンコ山は、都会の生活と比べると、とっても不便です。水も電気も必要最低限。近くにはコンビニもありません。
もちろん、その分大変だし、時間はかかるし、不便だし、原始的だと思います。でも、都会とは全く違ったこの生活スタイルだからこそ、新鮮で魅力的です。

例えば、食事。
ツリーハウス作りから帰ってくると、お腹ペッコペコです。でも、食事が準備されてる?訳ではありません。お手伝いして、一緒に食事を仕上げます。
薪を割ったり、時々火加減を見て薪をくべたり。時間がかかるため、お腹もどんどん減ってきます。普段ならば、息子の「お腹減った~」というグズりが聞こえてきてもおかしくないのに、今回は違いました!

たき火を使ってご飯を作ったことなどなく、この体験がとても珍しく楽しかったようで、お腹が空いたのを忘れたかのように、一生懸命インストラクターのお手伝いをしていました♪
だからこそ、出来上がった食事はとっても美味しかったようで、普段では見られないぐらい沢山食べてましたw
さらには、食事後は、木の灰を使って食器を洗います。これで、油汚れが良く落ちるようです。
息子は、これもまた珍しかったようで、私のお皿まで洗ってくれました♪嬉しかったですね。何気ないんですが、ただ不便を感じさせるだけではない所も魅力の一つですよね。
(3)その他のアクティビティ
そのほかにも、いろんな経験できます!



とっても充実した体験でした。
おわりに
家に帰ると、息子が母親に、自慢げに第一声を発しました。「自分でお家作ったんだよ~」
「TV見たい」って言ったらどうしようかと思いましたよ^^;成長が見られました(泣)
また、ある夕食の時間。2歳の弟がご飯の沢山残しているのを見て、こう説教していました。
「お米って作るの大変なんだよ」
棚田に行った際に、私とインストラクターが会話していた内容を覚えていたようです。1週間後には元に戻ってしまいましたが、本当に、行ってよかったな~って思えた一コマでした。みなさんもいかがでしょうか?