雑学

ゲリラ豪雨!冠水道路で車が水没する理由!

投稿日:2014年7月15日 更新日:

はじめに

水没
 最近の雨は、熱帯地方のスコールのようです。
突然ザーッと尋常じゃない量が降り始めます。


温暖化の影響でしょうか。


そんな中、とっても気になるニュースがあります。


高架下のトンネルなどで、冠水した道路に水没
している車のニュースです。


このニュース。いつも疑問に思うんです。


  何故、水が溜まっている道路に突っ込むのか?


突然、水かさが増え水没してしまう?
錯覚に陥る?


理由が分からず、恐ろしいです。


また、車が水没してしまうと、車がほぼ全損状態となり、
被害総額は尋常ではありません。


同時に、命の危険性だってあります。
原因を知らなければ、いつ同じ状況になってしまうか分かりません。


事前に防げるようであれば、防ぎたい!


今回は、その水没する理由と心得について、お話します。


何故水没するのか?

 もったえぶりましたが、理由は、非常にシンプルです。


  多分、大丈夫だろう!


で、突っ込んでいくのがほとんどです。JAFの事故調査結果で
そのような結果が出ています。


ためらいはするようですが、


「他の車が突っ込んでいるし。大丈夫だろう。」


という感覚に陥ります。実際は、そうではありません。
車に対する水の知識を知っている人が大丈夫なのです。


彼らは、限界を知っています。


「これはやばい。これは問題ない。」


何も知らず、突っ込めば、車代を棒に振るだけです。
それを防止するためには、車が突っ込める限界を知る必要があるわけです。

車の限界ってどこ?

 考えられるのは、下記の3つです。

 <CheckPoint>
 ◆排気管からの水侵入
 ◆吸気管からの水侵入
 ◆点火系の漏電

ではそれぞれ細かく見ていきます。

◆排気管からの水侵入

 いわゆるマフラーからの侵入です。


 ・水がマフラーを通って、エンジンに直接侵入してしまう。
 ・水が入り込むことで、排気口が塞がれ、排気されなくなる。


いづれも、エンジンにダメージを与え、エンストします。

マフラーは、大体、地面から30cmぐらいのところにありますので、
そのくらいまで道路が冠水している場合は、無理をしない方が良いでしょう。


但し、どうしても運転しなくては行けないって場合は、これを心がけてください。


 ・できる限り、走り続ける。
 ・ストップ時は、シフトレバーをニュートラルにして、
  そのままアクセルを踏み続けることです。


 走り続ければ、フロントバーが水を掻き分けて進んでいきますので、
マフラーには水は侵入しにくいです。


また、アイドリング程度では、水の浸入を防げない場合が多いので、
常にアクセルを踏んでエンジンの回転数を上げ、排気圧を強くしておきます。


これで一応は、走っても大丈夫な可能性が高いですが、故障すれば、アウトです。
被害金額が大きすぎますので、基本は走らないことをおすすめします。

◆吸気管からの水侵入

 エンジンのエアクリーナーからエンジン内部に水が入ってしまうと、
例えば、ガソリンが上手く燃えなくなったり、いわゆる”ウォーターハンマー”現象が起き、
エンストを起こします。


エアークリーナーはフロント部分のやや高い位置にあるので、水が侵入しにくく、
大丈夫だろう!と考えがちですが、


走行中は、フロントバンパーが水を押し上げたり、
対向車から発生した波が押し寄せてきますので、


フロント部分には、水が振りかぶってきますので、注意が必要です。
位置は違えど、マフラーからの故障と、発生確率的には、五分五分でしょうか。


「スピードを落としすぎず、上げすぎない。」工夫が必要です。

◆電気系統のショート

 「水没しても電気系統は大丈夫だった!」
 

よく聞きます。電気系の故障は、大概ショートです。


ショートとは、絶縁されている端子間が、水によって、絶縁されなくなる状態です。
車の場合、端子間に距離がありますますので、瞬間的にショートすることは可能性が低いです。


但し、海水などの場合は、海水が電気を通しやすい特性を持つため、
ショートするポテンシャルが増えますので、注意が必要です。


 基本ゲリラ豪雨での雨で冠水の想定ですので、ショートによる瞬間的なエンストに陥ることは稀ですが、
水没によって起こりうる事象という意味で、念のため、記述しています。


おわりに

 いかがでしたか?

 このご時世、いつ自然の猛威に巻き込まれるか、予想できません。
万が一、巻き込まれた場合は、今回のお話を思い出していただけると幸いです。


備えあれば、憂いなし。


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